波動について(3)~エネルギーの流れ~

今回は「エネルギーの流れ」についてのお話です。著書でもエネルギーは高いところから低いところへ流れる性質をもっていると述べましたが、家庭内においても然りです。それでは五人家族を例に「家族関係におけるエネルギーの流れ」をみてみましょう。
家族構成を”父・母・長男・長女・次女”とします。

「母と長男」「父と次女」「父方の母(祖母)と長女」というエネルギーの流れがあると仮定します。(この流れは家庭によって異なりますが)そして、長男が登校拒否になってしまったとします。このとき、問題のあるのは長男だからと長男ひとりだけをいくら改善しても不思議なことに一向によくなりません。こういった場合は、長男とエネルギー的に繋がっている母親のエネルギー関係に問題があることが多く、母親のエネルギー改善の必要が生じてきます。つまり、母が長男のことを心配するあまり、(子を思う気持ちは悪くないのですが)エネルギー的には自分で気づかないけれど、母の想いは悪いエネルギーとなり長男に悪い影響を及ぼし、登校拒否という現象となって現れてしまったのです。”母と長男というエネルギーの流れ”がある以上、母のエネルギー関係が重要になってくるのです。そして、母親を改善すると、往々にして長男の登校拒否が治っていくことがあります。が、その他にも家族内のエネルギーの相関関係が存在しますし、また、家族のバランスを崩す土地・先祖の関係など、色々なエネルギーの流れがあります。単純に改善対象者だけをバランスしても結果が出ないということになります。
したがって、一見なんの関係もないようなことを申し上げるかも知れませんが、エネルギーの流れを重視する必要があり、様々な方面を検討する必要性があるのです。ここのところをご理解ください。端的な説明になってしまいましたが、受験シーズンとなりますので、そのあたりについても少し触れておきたいと思います。

一般的に父母が「わが子によい教育を受けさせたい、将来よい学校に入って、よい就職をして、よい人生を送ってもらいたい」と思うことは、ごく自然なことでそれが親心だと思います。が、さて、ここに出てくる”よい”とはどういうことでしょう?誰の価値観での”よい”なのでしょうか?そう、親の価値観による”よい”なのです。子供のことにもかかわらず、当事者不在の価値観です。ここ50年以上続いた価値観=環境の整った、レベルが高く、進学率も高く、いわゆる”いいところ”の幼稚園・学校のことを指している”よい”ですが、昨今の社会情勢を見ましても、リストラ・能力主義の給与体系へと移り変わってきていますので、今までの”よい学校”を卒業し、いわゆる”よい会社へ就職した”人たちが安心していられる状態ではないでしょう。本来なら社会情勢が変化しているのですから、親の価値観も変わって当然なのですが、なぜか変わらない。ここには案に親の見栄が入っていると思われます。純粋に子供のことを表はいないのではないでしょうか。前述しましたように”エネルギーの流れ”というものは、よい作用と悪い作用を及ぼします。親が子を思う気持ちのあまり、悪いエネルギーを出すこともあるのです。よかれと重い、子供の気持ちを無視した親の想いの場合、悪いエネルギー作用として子供の未来の芽を摘んでしまうこともあるのです。

小さい時から遊ぶ時間を削られ進学塾通い。子供は本当にそれでよいのでしょうか。果たして、お子さんも親御さんと同じ思いで、心から同じ価値観を持っているのでしょうか? 今、この瞬間、この”時”は二度と来ないのです。自分たちの想いを子供たちに託していませんか?当事者である子供が考える”よい学校や就職”ってどんななのでしょう?その子の人生において、いったいどういう意味を持つのでしょうか。子供は親の成績表でもブランドでもありません。「子供とどういう関係を築いていくのか」が大事です。その子のよいところをたくさん見つけて、認め、伝えてあげてください。子供の年代に応じて最優先に配慮してあげなければならいことはなんでしょうか?大人がすでに経験していることでも、子供(たとえ何歳でも)にとっては「毎日が未知なる出来事との遭遇」なのです。その時、うろたえないように、こういう社会だからこそ、どんなことに出会っても、へこたれない”自立心のそこ力からと余裕”を養うことが必要になってきます。それは、「いつもありのままの自分を認めてくれる誰か(親が一番理想的)としっかり繋がっている安心感」から生まれます。「エネルギーの流れ」が確実に存在する以上、あなたのエネルギーは誰かと繋がっており、その人に作用しているのです。また、あなたも誰かのエネルギーに作用されているのです。

物質社会から心の時代になった今、エネルギーの流れには、なお、一層の注意が必要で、重要かつ大事なことなのです。
お子さんに関してなにかお悩みがある方は、一度、ご自分の想いを総点検なさることをお勧めいたします。