波動について(5)~金運~

コズミック通信No.9(2001/4)より

今回は金運」についてです。欲しい欲しいと思っていてもそう簡単には手に入りませんが、この世に生きている限り必要な物に変わりありません。多くの人が波動改善事項として「どうしたら、お金が入ってくるようになるんでしょうか?」とお尋ねになられます。が、お金が必要な理由がどうであろうと「お金、お金、といっているうちはだめだね。」と当協会で、剣もほろろに言い放たれてしまいます。「何でも波動改善できるっていうのに、どうして?なんで駄目なの?」と心の中では思いつつ、あんまりキッパリ「お金、お金、といっているうちは駄目」といわれてしまうので”?”マークを頭に描きつつ当協会をあとにされた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

まずはお金の歴史から考えてみましょう。その昔は同じ地域の中で本当に必要な物をそれぞれが持っているものと交換をしていました。ところがそれまで交際のなかった別の地域の人が、山をふたつ、みっつ越えたり、大きな川を渡ってやってくるようになりました。そうするとAさんの物は、Bさんには必要ないけれど、Cさんは欲しがっているという事態も出てきます。それがどんどん広がっていくと、物々交換では無理が生じてしまいます。そこで誰だか知りませんが、どこの地域の人にとっても同じ量で同じ価値をもつ、腐らない物を統一通貨(当時はこんな言葉は無かったと思いますが・・・)にした人が現れたのでした。統一通貨は、年代を追うにつれ、貝や銀・金の塊だったりしましたが、どこかの頭のいい人が統一通貨で儲けようじゃないか、と目論見はじめます。この段階で「お金」に「欲=人を蹴落としてでも欲しい=自我」の波動エネルギーが入ってきたことはお分かりいただけると思います。
そうするとお金で泣く人も出てきますので「恨み」「悲しみ」の波動エネルギーも加わります。腐らない統一通貨ですので、ぐるぐるぐるぐるといつまでも波動エネルギーはお金と一体になって人の手を渡っていきます。日本では、8~10世紀の和銅開珎(わどうかいちん)が有名ですが、これでも千年以上は経っています。その間、「お金」はどういう存在で、その時代に生きてきた人たちのどんな想いと一緒にいたのでしょうか?
もちろん、お金の”利便性”については、どの時代でも他に追随する物はなかったのではないかと思います。これがお金の表の顔です。しかし、お金の裏に隠された波動エネルギーはどうでしょうか。「自我」「恨み」「悲しみ」「怒り」「霊障」「念」等等。。。。。。これだけを見ると、とてもすすんで手にしたいと思えませんね。でも必ずお金について回っているのです。この隠されたお金の波動エネルギーは”自分の器”より多く入ってくるように望んだ時、自分自身および家族に影響を与えます。ですから「お金が欲しい」「お金さえあれば」とお金を一番に考えてばかりいると、お金の隠された波動エネルギーの影響を受けてしまうのです。
宝くじなどの当選金もそうです。(宝くじに当たるには金運がよくて、急に予期せぬお金が入ってくるという横財運も同時によくなければなりませんが・・・または、反対に運気下降時期)当選金もお金はお金。お金に代わりはありません。お金の隠された波動エネルギーはついて回ってきます。ましてや「宝くじを当てたい」というみんなの想いがいっぱい入ったお金です。もう、言わずもがなですね。だから多額の宝くじに当たったという人の将来でよい噂を聞かないのかもしれません。一説によると、当選金は寄付してしまったほうがよい、とも聞きますが頷けます。

また、企業経営も同じことがいえます。極端な例ですが、マルチ商法などは上に立つ人が利益を得るために商品を売ると同時に、販売員を増やすピラミッド型販売組織は出来あがっており、販売者のお金の追及が第一となってしまう傾向が強いのです。そのため、扱う商品までもが悪いエネルギーを発っしてしまうことになります。商品を売る人も買う人も影響を受けます。
少し前までは世の中は利益追求の物質社会、社会全体が「お金、お金」でした。しかし、皆さんもご存知のようにバブル崩壊後の世の中は、企業の倒産・リストラ・犯罪の低年齢化・幼児虐待などがいたるところで起きています。おりしも大勢の人々が「今までのように利益ばかり追求していてよいのだろうか。”心の大事さ”が必要だ」ということに気づき、社会・教育方法が変わってきました。波動エネルギーとして時代をスキャンしてみても5次元へと以降し、物質世界(利益追求)から精神世界(心追求)へ変わってきています。
これからは「時は金なり」の時代ではなく、「時は行いなり」です。
「金は天下の廻り物」というではありませんか。お金は執着すると逃げていってしまいますが、執着を止め、ドンと構えていると必要なだけ入ってきます。もちろん、必要なだけ出ていってしまいますが。。。。しかし、もともと「廻り物」なのですから、流れを止めてしまうのはよくないのかも知れません。
さぁ、皆さん、お金を得るがために、なにかをするのはもう止めましょう。
「類は友を呼ぶ」のエネルギーの法則ともいえるこの言葉と共に、考え方を少し変えて、エネルギーの流れを変えてみませんか。お金は必要ではあるけれど、お金に振り回されている人生は、決して楽しいものではありません。